国語・英語の学び

子供のひらがな練習法!楽しく綺麗な字を身に付ける【STEP2】

ひらがな練習法
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今回は前回に続き、子供のひらがな練習について。

2STEPで綺麗な字を身に付ける方法の完結編、STEP2です!

STEP1はこちら↓

ひらがな練習法
ひらがな練習はいつから?楽しく綺麗な字を身に付ける方法【STEP1】 ひらがなの練習っていつからするべき? この記事では子供のひらがな練習について、いつから?どうやって?なにを使って練習したらい...

(子供のひらがな練習)綺麗な字を身に付けるための2STEP

STEP1:運筆力を養う
STEP2:お手本を見てなぞらず書く練習+α

(Before)4歳・年少

ひらがな練習

(After)7歳・小学1年生

ひらがな練習
(左がお手本、右が小学1年生の息子が書いたもの)

子供のひらがな練習
なぞり書き?それとも Not なぞり書き?

STEP1で運筆力が十分についてきたら、ひらがなを書く練習に移りましょう。

ひらがなの練習方法には2つありあます。

・お手本をなぞり書きする方法
・お手本を見てなぞり書きせずに書く方法

市販されているひらがな練習帳や無料プリントなどはなぞり書きを推奨するようなものが多いです。

ですが私は字を綺麗に書くことを目的にするなら、なぞり書きではなくお手本を見て真似て書く練習が必要だと感じています。

なぜなら、習字の習い事でも鉛筆やペンで書く「硬筆」がありますが、基本なぞり書きではなく「お手本を見て書く」練習をするからです。

もちろんひらがなの学び初めはなぞり書きで字の形や書き順を覚えることも大切です。

ですが、なぞり書きに慣れてきたらお手本を見て真似て書く練習に移りましょう。

お手本を見て書く練習もただやみくもに練習するのではなく、いくつかポイントを押さえて行うことが大切です。

子供のひらがな練習
STEP2:お手本を見て書く練習

お手本を見て書く!ひらがな練習で用意するもの

お手本をなぞらずに真似して書く練習をする時に大切なのは、使うノートと鉛筆、お手本です。

ノート

マスのある無料のひらがな練習プリントを印刷できるサイトもいくつかありますが、私はあえてノートをおすすめします。

なぜかというと、過去の自分の字を見返して上達が実感できる(まとめて残しておける)、一冊やり終えたときの達成感を味わうことができる、などのメリットがあるからです。

息子も年長になる手前から1冊のノートを継続して使っていて、たまに見返しては「上手くなったな~」と自画自賛しています(笑)

具体的にどんなノートかというと、低学年用の国語ノートでマスだけでなく十字に点線の入ったものを選ぶようにしましょう。

長く使う(保存する)ものなので、本人の気に入った表紙のものを選ぶのもおすすめです!

↓こんな感じでかわいいドラえもんのものやポケモン、スヌーピーなどもあります。



マスの大きさは未就学児なら8マスか10マスタイプがマスが大きくておすすめです。

鉛筆

鉛筆はSTEP1でご紹介したように三角鉛筆の2Bか4Bがおすすめです。

三角鉛筆も太めで持ちやすい公文の鉛筆の他にも、かわいいキャラクターのものも売られています^^

 


お手本

お手本は、『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』がおすすめですが、次で詳しく紹介するような内容のテキストなら、別のものでも大丈夫です。

この練習帳の構成はこんな感じ↓(鉛筆書きは練習し始めの息子の字・年長)

おすすめのひらがな練習帳

このテキストのポイント

・子供がイメージしやすい言葉で書き方のポイントが表現されている

・書き順を示す数字が見やすく、始点と進む方向がわかりやすい

・傾きや始点と終点の位置、抑えるべきポイントが明記されている

・ダメな見本を載せて、子供本人に気付くきっかけを与えるている

・お手本にもリーダー(十字の点線)がついている

お手本を見てひらがなを練習する時のポイント

上記のテキスト『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』をもとに、お手本を見てひらがなを練習するときのポイントについて解説します。

ポイント1:書き順と線の方向に注意して字の形を把握する

おすすめのひらがな練習帳
おはなし仕立てで棒人間が字の上を通って行くので、そのように話しながら指でなぞらせましょう。

例えば「さかみちくだって」で少し下にさがるようイメージさせたり、下にある「ストップ」「くるっ」の文字で2画目が真っ直ぐではなく少し丸みを帯びていることをイメージさせます。

ポイント②:抑えるべきポイントをチェックする

おすすめのひらがな練習帳
「こ」の抑えるべきポイントは3つ。

①みぎした(に少しかたむける)
②はね
③そろえる

この抑えるべきポイントを確認してから練習を始めましょう。

ポイント③:4つの部屋を意識する

4つの部屋とは点線で仕切られた4つの四角のことです。

おすすめのひらがな練習帳
1つの線を描き始める前に、始点がどの部屋のどのあたりから始まり、どの部屋のどのあたりで終わるかをチェックします。

例えば「こ」の1画目は、左上の部屋の真ん中あたりから始まり、右下に下がりながら、右上の部屋の中央よりやや下に寄った位置ではねて終わっています。

そうやって一画一画丁寧に確認しながら真似て書く練習をします。

ポイント④:書いた後にお手本と見比べて確認する

おすすめのひらがな練習帳『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』では、上図のように「へんなところはどこ?」のコーナーがあり、これを見てお子さんに変なところを答えるクイズをしてみましょう。

そうすることで、自分の書いた字の変なところ、直した方が良いところに気付くきかっけになります。

クイズ形式にしてみると、子供ははりきって答えてくれたりします^^

例えば上記「へんなところはどこ?」のコーナーの左側の「こ」は、1画目の右下に下がるべきところが逆に上がってしまっていますし、右側の「こ」は1画目と2画目の始点と終点の位置をそろえるべきところが、バラバラになってしまっています(2画目が長すぎる)。

それを踏まえて、さっき書いた字はどこがへんだったかな?と聞いてみると、意外とすんなり見本と自分の書いた字の異なる点を自分で指摘できたりします。

自分で気づけた場合は「じゃあ次はそこに注意して書いてみよう!」となるわけです^^

指摘するとモチベーションが下がりそうな場合には、上記の「へんなところはどこ?」のコーナーを見て、気をつけるポイントに気付くように誘導してみる方法がおすすめです。

ポイント⑤:いいところを見てほめる

子供のひらがなの練習で大事なのは、下手なところを指摘することではなく、上手くできていないところに自分で気づくように仕向け、なおかつ上手にできているところをほめてあげることです。


これは息子が年長になる頃に使い始めたノートですが、「つ」のマスに色が塗ってあるのがわかるでしょうか?

当時、息子が練習した字で一番うまくかけた字に花丸をつけていました。

そしてこの「つ」は今まで書いた「つ」の中で格別に上手に書けていたため、何回も「これは上手!お手本とぴったり一緒の字だね!」と、私も嬉しくて後から思い返しても盛大にほめていたと思います。

そうすると本人もまんざらでもなかった様子で、当時一番好きな色だった「金」の色鉛筆で自分の書いた「つ」の字に金メダルをあげるつもりでマスを金色に(笑)

さらに、赤の色鉛筆で自分の書いた字のお直しをしたり(上記写真の花丸以外の赤字は息子が書いたもの)、自分の書いた字をお手本と見比べては「う~ん、これはちょっとここが長すぎたな!」と自分なりに改善点を考えるようになりました。

この頃よっぽど嬉しかったのか、「僕は「つ」はめっちゃ上手に書ける!」と自信満々で、紙を見つけては「つ」を書きなぐっていました(笑)

「良いところをみつけてほめる」「ダメなところは本人に気付かせる」ことがポイントです。

上達してきたタイミングで取り入れたいこと(+α)

上達してきた段階で+αで行うと効果的なのが、ひらがなコンクールへの応募です。

全書会が主催するコンクールにはいくつ種類がありますが、文部科学省後援事業である「ひらがな・かきかたコンクール」では応募者全員が金賞・銀賞・銅賞などいずれかの賞を獲ることができるため、自信を付けるのにおすすめのコンクールです。

このコンクールは下記のとおり金賞の上にもいくつか大きな賞があります。


(全書会ホームページから引用:https://zenshokai.or.jp/hira_kekka/)

息子も小学1年生の夏休みを利用して、「ひらがな・かきかたコンクール」に応募し金賞を受賞。金メダルと賞状をいただき、大きな自信につながりました。
(回により異なるかもしれませんが、銀賞、銅賞も同様にメダルと賞状がもらえます)

子供のひらがな練習で綺麗な字を身に付けるために大事なのは、丁寧な字を心がけることです。

丁寧に書けば自分は賞を獲るくらい字を上手に書けるんだ!という自信が、より一層丁寧に書く気持ちを生み出してくれますよ^^

子供のひらがな練習で綺麗な字を身に付ける方法まとめ

子供がひらがなを書き始めたら、次の2STEPで綺麗な字を身につけられるように促しましょう。

綺麗な字を身に付けるための2STEP

STEP1:運筆力を養う
STEP2:お手本を見てなぞらず書く練習+α

ポイントは

・運筆力
・なぞらずお手本を見て書く
・ダメ出しは本人が
・親は良いところをみつけてほめる
・コンクール等で自信をつける

字の練習は「毎日何文字ずつ練習!」などのノルマを決めずに、本人がやりたいと思った時にやる方が効果的です。

丁寧に書くためには集中力が必要になりますし、何文字か書いただけでも疲れてしまうものです。少ししか練習しない時があっても、前回より上手に書けているポイントや、気をつけられているポイントをほめることでモチベーションを保ちましょう!

綺麗な文字、ひらがなを丁寧に書く習慣は1日にしてならず、です。

長い目で見守りましょうね^^

今回ご紹介したテキストにはカタカナと漢字バージョンもあります↓




以上、レッツあそまなでした^^

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