今回は小学生や幼稚園児のお子さんがいるご家庭向けに、習い事の数や習い事を始めるおすすめの時期等について解説します!
我が家(2人兄弟)の経験談だけでなく、一般アンケートのデータもまとめていますので、これを読んで習い事を始めた場合のシミュレーションをしていただければと思います。
・子供(小学生・幼稚園児)の習い事、おすすめの始める時期
・子供(小学生・幼稚園児)の習い事、おすすめの数と子供1人当たりの費用
・して良かった習い事とその理由
我が家はこの記事を書いた時点で小学1年生の息子と年中の娘がおり、下記の通りそれぞれ1~2つの習い事をしていました。
息子・現在小学1年生
・年中(5歳)~ サッカー
・年長(6歳)~ 英語
娘・現在年中
・年少(4歳)~ 英語
サッカーを始めてから2年半、英語を始めて1年ちょっと経ちましたので、その経験から感じたことを含めてお話しします。
習い事って必要?と習い事をすること自体に悩まれている方はこちらの記事もご覧ください↓

子供の習い事、いつから始める?はじめ時の見極め方
調査から見る習い事の始め時(未就園児・小学生対象)


(参考:株式会社バンダイによる調査結果)
株式会社バンダイが2019年に行った、現在の習い事を始めた時期に関しての調査によると、現在の習い事を未就学児で始めた子供が約5割、小学校低学年で始めた子供が約3割となっています。
また未就学児から始める習い事はスイミングやサッカー、体操などの運動系の習い事がほとんどで、体力作りや運動能力の向上といった理由で始めるご家庭が多いという結果に。
一方、英語を除く学習系の習い事は小学生になってから始めるご家庭が多く、小学校での学習面を考えてといった理由が多いようです。
実際に経験してみて感じた習い事の始め時
スポーツ系の習い事は先生の指示に従える年齢になってから
サッカーを始めたきっかけは?というと、ズバリ運動が得意そうでなかったから。
なので、何か一つでも得意なスポーツを作り自信を持たせてあげたいと思い、スポーツ系の習い事をいくつか体験した結果、本人がサッカーが習いたい!というので年中でサッカーを始めました。
年中から始めた理由はというと、
・運動に苦手意識ができる前に始めたかった
・先生(コーチ)の話を聞いて行動できる年齢に達したと感じた
・5〜12歳は運動神経及び運動能力が大きく発達するゴールデンエイジ
という感じ。
その場にいるだけでもある程度刺激を受けられるような習い事(英語やリトミックなど)と違い、スポーツ系の習い事ではきちんと指示に従って行動できない場合(離れたところで見ている、全く違うことをしているなど)、あまり意味を持たない習い事になってしまいかねません。
そのため、スポーツ系の習い事の始め時については、先生(コーチ)の指示に従って行動できるかどうかは大事なポイントであると感じます。
英語やリトミック系の習い事は本人が楽しめるならOK
英語を始めたきっかけは?というと、こちらは下の子の興味から始まり兄弟で同じクラスに入れるということで2人同時に始めました。
全国的に展開するペッピーキッズクラブという英会話教室に通っていますが、決め手は体験教室で子供たち自身がやりたい(習いたい)!と言ったことと、教室が車で5分ほどの距離にあったことです。
年少、年長で始めた理由はというと、
・小学校から始まる英語教育に備えて、英語に親しんでもらうため
・楽しく英語に親しむには、遊び要素の強い幼児クラスが適している
・兄弟で一緒のクラス(幼児クラス)に通える年齢だった
・英語耳はだいたい5歳までに養われると聞いた
という感じ。
体験時に、英語耳はだいたい5歳頃までに養われるという話を聞きましたが、これについては兄弟で一緒に習い始めてみて、本当にそうかもしれないと思っています。
習い始めたのは上の子6歳、下の子4歳でしたが、明らかに下の子の方が発音がいいのです。
対して上の子はというと、カタカナ英語に近い発音をしていると言わざるをえません。
とはいえ私の目標としては、英語の上達以上に『外国の人や文化に親しむこと』に重きを置いているので、その点ではなかなかいい感じに進んでいるのではないかと思っています。
※ペッピーキッズクラブでは月に一度ネイティブ講師のレッスンがあります
英語やリトミックの始め時については、レッスン中に多少脱線してしまっても得るものはあると感じているので、先生の指示を理解できかつ本人が楽しめるのであればOKだと思います。

子供の習い事、いくつがおすすめ?2人兄弟バージョン
調査から見る習い事の数(未就園児・小学生対象)

(参考:株式会社バンダイによる調査結果)
習い事をしている子供について、同時にしている習い事の数を調べた結果が上記になります。
これを見ると習い事が1つの子供が5割弱いるものの、2つ以上の習い事をしている子供も半分を超える結果となっています。
また上記調査で子供一人当たりにかける習い事費用の平均も調査しており、下表の結果に。

これをみると、幼児期から小学生になるタイミング、小学生低学年から高学年になるタイミングで習い事が増えている、もしくは習い事を変えていると考えられます。
よく習い事は世帯月収の5%が理想的と言われますが、つまり世帯月収が30万円の場合で1.5万円、40万円の場合で2万円、50万円の場合で2.5万円が理想的ということになります。
子供が2人の場合は一人当たりにかける習い事費用の理想額は単純計算で上記の半分ということになります。
こういった費用面を考慮すると、両親の収入や子供の人数に合わせて習い事の数も変わってくるということですが、一般的に子供1人につき習い事1つか2つのご家庭が多いようです。
2人兄弟、親目線での習い事のおすすめの数
我が家は共働き家庭ですが、休日は私も子供も時間に縛られずゆっくりと過ごしたいという思いから、上記習い事2つは平日に入れています。
そのため、習い事の日は仕事から帰ってきてからが分刻みといっても過言でない程大忙し。夕方からの習い事は親の送迎が必要なこともあり、平日のみなら週2日(休日も入れるなら週3日)が無理のない範囲かなと感じます。
つまり、兄弟2人の場合のおすすめの習い事の数は、1人1つか2つ(うち1つは兄弟で共通の習い事だと助かる)だと言えます。
兄弟がいる場合は、どちらか一方が始めたい!と言った場合でも、後々2人が同じものを習いたいといったケースまでシミュレーションしてから、習い事を始めた方がいいかもしれません。
子供目線での習い事のおすすめの数
子供目線からも習い事は平日2日までがベスト、休日も含めて考えるなら平日2つ+休日1つまでがベターだと思います。
なぜなら、平日は月曜日~金曜日の5日間ですが、そのうち3日習い事があるとなると、週の半分以上が習い事で埋まってしまい、習い事の日>自由に遊べる日となり、習い事をする本人も習い事が多いと感じてしまうからです。
また休日に2つ以上(たとえば土曜日に2つなど)入れてしまうと、学校が週6日あるようなもので、実質休みの日が週に1日だけになってしまい、疲れてしまう可能性が高いです。
これは私自身がまさにそうで、土曜日の午後から習字、夜からピアノを習っていたのですが、土曜日は自由に遊ぶことができず、休みの日という感覚はありませんでした。
実際に、現在土曜に午前午後(スイミングとヤマハ)と習い事を入れているお友達は、なんで自分だけ休みが少ないの?言うことがあると聞いています。
上記の理由から、子供目線から見てもおすすめの習い事の数は2つ、多くて3つまでと言えます。
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子供(幼児期)の習い事は意味がない?

たまに幼児期の習い事(特に英語)は意味がないのでは?と言われることがありますが、私はそうは思いません。そういう意見の方は、習い事によって何を得たいかという目的が私とは異なるのだと思います。
私の場合は、英語の習い事にはコストパフォーマンスをそこまで求めていません。
もちろん月謝が安くてクオリティの高い教室があるならそれにこしたことはありませんが、月謝の金額と身に付いたものを比べようとは思わない、という意味です。
なぜなら、結果だけでなくその過程(経験)にも価値があると思うから。
たとえば、我が家は英語を習わせていますが、この習い事で英語を話せるようになるとは全く思っていません(笑)
ではなぜ習わせているのか?
それは上でも少し触れたように、『自分とは異なる言葉を話し、異なる文化をもつ人がいる』ということを経験として知っていて欲しいからです。
たとえ思ったように喋れるようになれなくても、ネイティブ講師の方々と触れ合った経験が残ると思っています。
子供が習い事を嫌がるときの対処法

習い事自体は好きだけど、思ったように練習が進まなかったり疲れていたりという理由で、子供が習い事を嫌がることがあると思います。
そんなときはどうしたらよいでしょうか?
我が家では、その日限りの理由(眠い、疲れたなど)の場合はとりあえず送迎し、教室に入る前にもう一度確認するようにしています。
大抵はやっぱり行く!と言いますが、もしそこで休みたいと言われたらキャパオーバーなのかなと思い休ませています。
また習い事の内容にかかわることが理由(難しい、楽しくない)の場合は、先生とも相談し、1ヶ月ほど休会した経験があります。
これは、その理由で辞めたいという気持ちがどれほど本気なのかを確かめるという意味で、休会後に子供に辞めるかどうかを選択させたところ、やはり続けたいと言ったので続けています。
我が家では本格的に辞めたいと言ったことはまだないのですが、もし子供が本気で辞めたいと言っている場合にはその理由をしっかり聞き取って、本人の意思が固いようなら辞めるか別の教室を考えると思います。
誰しも合う合わないはあります。無理して続けさせることで、苦手意識を持つようなことは避けたいので、その辺の見極めは大事かなと思っています。
1年半続けた習い事を辞めた時の体験談はこちら
→『【体験談】子供の習い事辞め時とは?⇒辞めたらこうなりました』
子供の習い事でスポーツ(サッカー)を選んで良かった事

息子に年中から2年半サッカーを習わせた結果、息子はめきめきと運動神経が発達したと実感しています。
サッカーを習ってよかったと思う点は下記のとおりです。
・体力がつき、走るフォームがよくなりスピードも速くなった
・コーチがたくさん褒めてくれるため、サッカーをどんどん好きになった
・「褒められて嬉しい→練習を頑張る→上達する」のサイクルで自信に繋がった
・自分だけが活躍するのではなく、チームが勝って嬉しい!という感覚を持つことができた
・人見知りだったが、サッカーを通じてたくさんお友達ができた
どれもサッカークラスのコーチ陣のおかげだと感謝しています。
とても子供の扱いに慣れており、嫌がる場合は無理強いせずそっと輪の中に入れるようにサポート。何か一つでもそれぞれの良いところを見つけて毎回褒めてくれるのです。
褒められて嬉しくてまた頑張る。
その繰り返しで、どんどんサッカーを好きになっていきました。
もしサッカーを習っていなければ、息子自身が運動苦手という意識ができてしまっていたんじゃないかな、というくらい、サッカーを習っていることで自分は運動が得意!という自信をつけることができました。
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子供の習い事で英語を選んでよかった事
英語を習って1年ちょっとになりますが、英語を習ってよかったと思う点は下記のとおりです。
・本人談:小学校の英語の授業(ちょっとしたレクリエーション)で英語が聴き取れて嬉しかった
・聴き取る力はついてきていると実感
・英語がわかる!という自信から、苦手意識を持たずに英語学習が始められた
学校で初めて英語の授業があった日には、息子が興奮した様子で「外国人の先生やったけど、簡単やった!英語で言われたこともわかった!」と報告してくれました^^
英語は週1回のレッスンでは喋れるようにならないとよく言われますが、これはその通りだと思います。
ですが、「自分は習っているから、わかる!」という自信がつくことで、小学校から始まる英語の授業において、アドバンテージを以て取り組めるようになるのではないでしょうか。
子供の習い事、おすすめの数や始め時まとめ
この記事で伝えたい内容を下記にまとめました。
・習い事の数は平日2つまでか、平日2つ+休日1つがおすすめ
・幼児期の習い事は本人が楽しめることが大事
・「楽しみながら学べる」教室を探すなら、幼児クラスがある教室がおすすめ
・スポーツ系の習い事は、先生の指示に従って行動できるようになってから
・英語やリトミックなどは本人が楽しめるならおすすめ
・習い事は結果(成果)だけでなく、経験にも価値がある
・習い事を続けるかどうかの見極めは、苦手意識ができていないかに注意
習い事を検討するにあたって、少しでも参考になれば嬉しいです^^
また、習い事を始める時は辞め時についても考えておくといいですね。
→【体験談】子供の習い事辞め時とは?⇒辞めた結果こうなりました
以上、レッツあそまな!でした^^
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