1年生になった子供がなかなか宿題しないくて毎日イライラ!何かいい対処法があれば知りたい!
こんなお悩みありませんか?
今回は新一年生の親御さんに向けて、子供が「宿題しない問題」について私が実際にベテラン担任に授けてもらった対処法をお話しします。
これを読んで実行すれば、毎日の子供が「宿題しない問題」がグッと楽になり、親がイライラする場面も少なくなりますよ^^
・新一年生が宿題をやりたがらない原因について
・ベテラン担任が教える宿題をやらないときの対処法
・本読みや計算カードが面倒くさい!というお子さんにはコレ!

我が家の小1息子の担任は、新一年生を受け持つのがなんと10回目という、ベテランの年配女性です。
その先生に「息子が宿題をなかなかやらないんです」と個別懇談で相談したところ、目からうろこのとても有益なお話をしていただいたので、「宿題しない問題」にお悩みの親御さんの一助になればと思い共有させていただきます^^
新一年生「宿題しない問題」の原因とは?

小学生といえば授業だけでなく宿題が出る学校が一般的。
意外とたくさんのご家庭で負担になっているのがこの宿題です。
保育園時代にこどもチャレンジを受講しており、机に向かう習慣もついていた息子。
我が家はきっと大丈夫~と気楽に構えていたら、、、、予想外の「宿題しない問題」勃発。
多くの新一年生がぶつかるこの「宿題しない問題」ですが、ほとんどの場合、宿題をしない理由が「むずかしいから」ではない点に注意が必要です。
- 宿題をするより遊びたい
- 宿題をするのが面倒くさい(特に音読や計算カード)
- 授業、登下校で疲れている
宿題をるすより遊びたい
幼稚園や保育園に通っていたころは、園での大半の時間が遊びの時間という場合が多いと思いますが、小学校に入学するといきなり勉強一色の生活に。
小学校では入学式を終えるとすぐに4限授業や5限授業が始まります。
自由に遊べていた園生活から、いきなり45分の間椅子に座って先生のお話しを聞く時間×4限(5限)になり、中休憩や昼休みがそれぞれ20分程あるとしても、勉強一色の生活になったと感じる子供がほとんどです。
小学一年生レベルの勉強はさほど難しいというわけではありませんが、学校から帰宅するのは我が家の場合は15時半頃。
おやつを食べて休憩しているとあっという間に17時近くになってしまいます。
もっと遊びたい!!!
これが子供たちの本音なのだと思います。
遊べないから学校に行きたくない!
息子が小学1年生の間頻繁に言っていた言葉です。
特に日曜日の夜や月曜日の朝に言うことが多かったですね。
やっと授業が終わり家に帰ってきて、やっと遊べる!!遊びたい!!となるのは、子供の側から考えればしょうがない気もします。
宿題をするのが面倒くさい
新一年生の宿題と言えばひらがなプリントやカタカナプリント、音読に計算カードがあります。
ひらがなプリントやカタカナプリントはひたすら同じ字の練習、音読も何日も同じお話しを、計算カードに至っては、勉強が進むにつれて増える枚数、、、。
息子は最初のうちは
時間がかかり過ぎて遊ぶ時間がないよ~(泣)
慣れてくると
もう上手にできるのに、なんで毎日やらないといけないの?めんどくさい!
といったかんじ。
もうできるところを毎日毎日遊びの時間を削って繰り返す、、、、時には音読×3回なんて宿題も!
上手に読めているんだから1回でいいじゃん!という子供の気持ちもわかります。
学校の授業や登下校などで疲れている
少し前までは自由に遊び、疲れたらお部屋でゆっくり絵本を読む、そんな生活をしていた子供たち。
それが小学校に入学して突然、毎朝重いランドセルを背負って歩いて登校し、4限5限の授業を受けてまた歩いて帰宅するようになります。
しかも場所やお友達、先生、お勉強と新しい環境になって気持ち的にも普段より疲れているはずです。
そういった理由で、帰ってきた頃にはもう十分に頑張って疲れているに違いありません。
その状態で集中して宿題を!というのは子供たちにとっては難しいことなのかもしれません。
新一年生に宿題をさせるために試したこと

息子はどちらかというと、宿題をやらないで学校に行くのは嫌なタイプです。
宿題はやらないといけないと思っているけど、やるのが面倒でどんどん後回しにしたり、やり始めてもグダグダ脱線して必要以上に時間がかかったりという感じ。
そこで我が家では宿題を息子がするようにと、下記の方法を試してみました。
宿題の前におやつ休憩を入れる
我が家は学校から2キロほどあり、徒歩での下校で疲れているのかもしれない+確実にお腹は空いているであろうことを考慮して、宿題の前にまずはおやつ休憩を入れてみることにしました。
時間にして30分ほど。
それでもやっぱり
宿題の前に遊びたい!
とのこと。
宿題をする時間帯を本人に決めさせる
ということで、次に宿題をする時間を本人に決めさせる作戦を決行!
すると本人が、
おやつ食べて、ちょっと遊んで、17時から夜ご飯の間にする!
というので見守ることにしました。
その結果、17時では遊びがやめられず夜ご飯の後に宿題をする羽目になり、その分就寝時間がずれこむことに、、、、。
結局は面倒くさい、遊びたいという気持ちが強いという結論に。
宿題をしない新一年生の親へのベテラン教師の助言

そこで今度は個人懇談のタイミングで、この「宿題しない問題」をベテランの担任教師に相談してみることにしました。
先生、息子が計算カードや音読を面倒くさがって、なかなかしなくて困っていて、、、
するとびっくり、先生の回答がこちら
↓↓↓
「授業を見ていると音読も計算もしっかりできているので、やらなくてもオッケーですよ!」
えっ!!?やらなくていいの??!
と本当にびっくりしました(笑)
一年生の担任を10回も担当されているベテランのその担任先生いわく、
- 低学年のうちは宿題は臨機応変に
- 強制しすぎてもやる気がなくなってしまうので注意
- できている範囲は毎日じゃなくても大丈夫(音読・計算カード)
- その代わりに思考系の算数プリントや絵本を読むなど興味のある学習を
との事。
本当にこの回答は目からウロコでした!!
親バカですが、息子は1学期が終わるころには計算カードもまぁまぁ速いし正確で音読もすらすら上手に読めるようになりました(1学期の間は散々でしたが笑)。
そのため、実は親である私自身も毎日毎日こんなに嫌がりながら(&怒られながら)やる意味はあるのだろうか?と思っていました。
もちろん先生によっては宿題は必ずするように!と言われる場合もあると思います。
ですが、息子のベテラン担任の言うことももっともだと妙に納得してしまいました。
宿題の目的別「宿題しない問題」対処法
ということで、ベテラン担任の助言の元、子供が宿題を嫌がる時に計算カードや音読の宿題の代わりに取り入れていることをご紹介します。
音読をやらない問題対処法
私が考える音読の目的は次の通り。
- 文章をスラスラ読めるようにする
- 登場人物の心情や物語の内容を理解する
音読を嫌がるお子さんは面倒くさいだったり、知っているお話しを読むのがつまらないという理由が多いです。
そのため、我が家では次のように対応しています。
- 子供のお気に入りの絵本を音読する
- 短めの物語で、子供が興味を持ちそうなもの且つ初めてのお話しを音読する
- 上記でもだめな場合は絵本の読み聞かせをする
絵本選びに困ったら、たくさんのお話しが一冊に収められており尚且つ小さめの持ちやすい絵本がおすすめです。
「心をはぐくむてのひら名作えほん」はB5ノートを半分にしたようなサイズですが、名作が100話収められており、音読にはちょうど良い長さにまとめられているて読みやすいです。
Amazon平均評価★★★★(星4.4)
サイズもお値段もお手ごろで、収録物語数も多い上に内容がよく、おすすめの一冊です。
ひとつ例を挙げると『ニルスの不思議なたび』で、限られた文字数と挿絵で白ガチョウのモルテンの意地と雁のリーダーのアッカの器量、ずるい狐スミッレ、成長するニルスの姿をいきいきと描いてみせたのは、見事としか言いようがありません。
引用元:「心をはぐくむてのひら名作えほん」Amazonレビュー
「ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25」は、かわいい絵本のお話のあとにそのお話に纏わる科学のお話というような構成になっています。
絵本の部分は小さなお子さんでも楽しめる内容になっており、1つの長さも長すぎず読みやすいのでおすすめです。
Amazon平均評価★★★★★(星4.6)
5歳の子どもが喜んで読んでと持ってきます!とくにスイカとメロンの漫才の話が一番お気に入りのようで、声を出して笑います。図鑑が苦手なお子さんにもおすすめです。
引用元:「ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25」Amazonレビュー
「日本昔ばなしアニメ絵本」は見たり読んだりしたことのある方も多いと思いますが、表記も子供むけで読みやすく、日本の名作に触れるという意味でもおすすめです。
計算カードをやらない問題対処法
私が考える計算カードの目的は次の通り。
- 計算スピードを速くする
- 計算を正確にする
- 式を見て答えがパッと思い浮かぶようにする
音読と同じで、計算カードは数が多く時間がかかる点や、カードを一枚一枚めくらないといけない点で、面倒くさいとなるようです。
また、息子は計算カードは面倒だけど、計算プリントはすらすら取り組んでおり、本人に聞いたところ、プリントの方がやる気が出るとの事。
そのため我が家では次のように対応しています。
- 20~30マス計算や計算プリントをする
- ボードゲームで計算遊びをする
- 親が計算カードをスライド式に見せ、子供に答えさせる
- 親が計算カードを読み上げ、子供に答えさせる
子供の代わりに親が計算式を読み上げてあげたり、カードをめくってあげたりするのも息子には効果的でした。
また、計算カードを使わず、ふとした時に「12-5!」などと問題を出すのも、ゲーム感覚で楽しい様子!
12-5は7!お母さん、もっと問題だして!!
また、どうしても気がのらなかったり遊びたがる時は、計算遊びができるボードゲームを楽しんでいます。
習い事の日などはご褒美感覚で計算カードの代わりにボードゲームにしてみるのもいいですね^^
計算力が鍛えられるボードゲームをいくつかご紹介します↓
スリーピングクイーンズ
遊び要素が強くておすすめなのは、スリーピングクイーンズ!

キングを使って眠れるクイーンを起こすカードゲームです!
騎士でクイーンを奪ったり、眠り薬で再びクイーンを眠らせたり、、、
スリーピングクイーンズを我が家は5才7才で購入し、2年経った今でも週に何回か遊ぶほどお気に入り♪
6+3で9!
スリーピングクイーンズでは数字のカードをつかって計算式ができると、新たにカードを引き直せるというチャンスルールがあり、手持ちのカードでなんとか計算式がなりたたないか?を考えるうちに、年長娘も足し算がぱっと出てくるように^^
因みに娘はペーパー学習なしで足し算を習得しました♪
スリーピングクイーンズ
詳しい遊び方とレビューはこちら ▼

ナインブレイク
オセロが好きな子には、教科書にも採用のナインブレイクもおすすめです。
ナインブレイクのルールはオセロに足し算の要素が加わったもので、より深く考える力も必要に。
オセロのルールを知っていればルール自体は難しくないので、すぐプレイすることができますよ♪
ナインブレイク
遊び方とレビューはこちら ▼

足算(あしざん)
神経衰弱が好きな子にはこちらの足算なんてどうでしょう?
神経衰弱に足し算の要素が加わった足算(あしざん)は、合わせて10になる(足の)組み合わせを引くとカードがもらえるルール。
絵柄にある生き物の足の数がそのカードの数字!
何枚カードを引いてもOKですが、足して10を超えた時点でチャレンジ失敗、次の人の番になります。
神経衰弱風の遊びだけでなく、UNO風の遊びもできますよ♪
足算(あしざん)
遊び方とれじゅーはこちら ▼

どこでもドラえもん日本旅行ゲーム2+ミニ
スゴロクが好きな子には地理も学習できちゃうこちらがおすすめ!
スゴロクで日本を旅行しながらどこドラカードを集めるゲームです。
どこドラカードにはそれぞれポイントがあり、最後に合計ポイントを求めて勝敗を決めます。
各ポイントはひと桁なので、簡単な足し算ができればOK!
どこでもドラえもん日本旅行ゲーム
遊び方&レビュー▼

新一年生「宿題しない問題」対処法まとめ
新一年生を持つご家庭の皆さんにお伝えしたいのは、宿題は臨機応変に!ということ。
勉強嫌い、宿題嫌いになっては元も子もありません。
疲れているなと思ったら、親が手伝ってあげてもいいですし、楽しくできる方法に変えてみても良いと思います。
子供の興味や性格に合わせコレいいかも!と思った方法はとりあえず試してみて、子供に合った方法を探していきましょう!
意外に計算カードより、紙のワークでの計算の方が早く進むから好き!というお子さんもいますので(息子はこのタイプ)、そんな場合は低価格で教科書基準のポピーや市販のワークを活用するのも良いですね^^
ポピーでは現在8月号のみ受講可能な体験キャンペーンを実施中ですので、気になる方はチェックしてみてください(キャンペーンをチェックする)。
他にも無料で使える学習スキルの豊富なアレクサや、反復学習よりもどんどん先に進めたお子さん向け算数タブレット、地頭を鍛えるのにおすすめと人気の子供新聞でも夏休みに向けて1年で1番お得なキャンペーンをしていたりするので、この機会にいろいろ情報収集してみてください^^
「宿題をすること」自体が目的になってはいないか?
子供が「宿題をしない問題」にぶつかった時には、ぜひ思い返してみてください。
遊びが学びになるって親も子供もWin-Winですよね^^
勉強って楽しいかも♪と感じる仕掛けいっぱいのワンダーボックスの無料アプリをお試ししてみるのもおすすめです♪
以上、レッツあそまな!でした^^
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