今回は子供のおうち英語について、我が家が目指す目標についてお話します。
結論から言うと、我が家はバイリンガルを目指していません!
目指すのは『英語でなんとなくでもコミュニケーションが取れたら素敵だね!』っという感じ。
ではさっそく、この結論に至った理由をお話していきます。
・おうち英語でバイリンガルを実現するために必要な事
・英語がバイリンガル並みに話せることで就職に有利ってホント?
・我が家がおうち英語でバイリンガルを目指さない理由
ディズニーの英語システム等でおうち英語でバイリンガル!を目指すのも素敵なことですが、まずはその目的と将来性についてしっかり考えてみてくださいね^^
目次
おうち英語でバイリンガルを育てるには

おうち英語でバイリンガル!でよく耳にするの教材をあげてみると、
など。
ディズニー英語システム等高額(100万)なものもあれば七田の7+BILINGUALのように比較的安価(3万)なものもあり、それぞれが『バイリンガル』を謳っています。
ではそれで本当に子供が『バイリンガル』に育つのか?
私はおうち英語でバイリンガルに育てるのは難しいのではないかと思っています。
教材を活かすには親の熱心な働きかけが必須
どんなに良い教材を使っていても、買って子供に「はいどうぞ」ではバイリンガルにはなりません。
子供をバイリンガルに育てるには、親の熱心な働きかけが必要です。
DVDを見せる、CDを描け流す、英語で話しかける、英語で絵本を読み聞かせる、etc.
英語のDVDを楽しく見続けてもらうためには、他のアニメなどを見せないようにすることも必要になってきますが、それって結構大変なことですよね。
特に英語学習を始めた方が良いとされる乳幼児期は、子育てや家事(+仕事)に追われ、おうち英語でバイリンガルに育てるだけの十分な取り組みをしようと思うと、親(特に母親)の負担が大きいです。
英語教材に興味を持ち続けさせることが必要
特に年齢が上がって幼稚園に通いだすと、親のみせたいもの≠子供のみたいものになってくるので、英語教材を見せたり聞かせたりするのはなかなか難しくなります。
だいたいのおうち英語の教材は乳幼児期をターゲットとしており、小学生や中学生になってまで使える(子供の興味が続く)ものというのはないのではないでしょうか?
その一方で、乳幼児期に習得した英語とは使わないとどんどん失われていくもので、継続的に英語に触れる時間を確保していかないと意味がありません。
こういった理由で、おうち英語でバイリンガルを目指すのは難しいのです。
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英語のバイリンガルは本当に就職に有利?
その大きな理由が『将来の役に立つから』『就職に有利だから』といった漠然としたものだったりしませんか?
では本当に就職に有利なのでしょうか?
アメリカで職探しするとよーーーーくわかるんだけど、英語と日本語のバイリンガルって需要がほとんどないからマジで何かスキル持ってないとキツいよ。求人サイトでJapanese speakerとかBilingalとか入れて検索かけてみれば現実がわかる。ヒットするのは安くこき使うための日本人を探している日系企業。
— すけちゃん🇺🇸 (@AgingAnarchist) April 9, 2021
ジム・ロジャーズの提案 「子供が15歳なら韓国語、1歳なら中国語を学ばせなさい」 https://t.co/c7e48QzPDs
— 千愛@キーワード選定&外注化が得意❤️ブログ記事添削のプロ (@affimama_chiai) March 8, 2019
オーストラリアに暮らしても中国語のニーズは大きいなと感じてます。
日本語と英語のバイリンガルでも海外就職で有利とは言い難い。
日本語と中国語のバイリンガルの方が重宝されるかも…
まず、世界でグローバルな仕事をするために!という理由でバイリンガルを目指すのは危険です。
それは日本では珍しいバイリンガルも、海外に出たらさほど珍しいものではなく、バイリンガルやトリリンガルが普通という国も多いから。
就職に有利になるには英語が話せるのは大前提で、そこに+アルファでどんな技能を持っているか?ということが大事になってきます。
チビっ子時代からバイリンガル教育をされて日本語での思考構築の理解が出来ない頭に成ってしまった子達から「おじさんのお話は難しい❕」と罵られていますので、まあそんな時代になったのでしょうね(他人事👃ホジ https://t.co/hh3so5jUyL
— 夢猫😷 (@masaharu19759) November 2, 2019
また、英語教育に力を入れるということは、その分母国語やその他の教科にかける時間が短くなるということ。
日本語のちょっとしたニュアンスの違いがわからなかったり、仕事で使うようなかしこまった文章の理解が難しく感じたりと、仮に日本で英語が話せることを武器に就職したとして、『英語を話せる』以外の部分で他の人より困難な場面に直面しやすくなります。
もちろん、
・国際線のパイロットやCA
・英会話講師
・観光ガイド
など、英語が話せると有利な職もたくさんありますね。
しかし、どの仕事も英語の他に+アルファの技能をもっていることが必要となることを忘れてはいけません。
バイリンガルが就職に有利なのは、+アルファの技能を持っていることが前提です。
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おうち英語でバイリンガルを目指さない理由まとめ
上記の内容をまとめると、
- おうち英語でバイリンガルを育てるのは難しい(親の膨大な働きかけが必須)
- バイリンガルが就職に有利になるには+アルファの技能が必要
ということ。
上記を踏まえて考えると、我が家は共働きなこともあり子供たちを日常的に英語に触れさせたり、継続して取り組みをさせたりするのは難しい。
あくまでも英語は子供に学んでほしい事柄の1つであり、その他のことにも興味をもってたくさんの知識や経験を積んで欲しい。
また、子供に世界で活躍してほしい!なんて夢もなく(本人が望めばもちろん応援しますが)、英語への苦手意識ができなければいいなという考え。
以上のことから、我が家はおうち英語でバイリンガルを目指さない!という結論に至りました。
子供が生まれると、英語は話せた方が絶対有利!という漠然とした焦りもあり、なんとなくやった方がいいだろう!とバイリンガルを謳った商品に手を出してしまいがちです。
もちろんそれはわるいことではありません^^
ですが、大きな額の商品を買うときにはぜひ、『なぜ子供をバイリンガルに育てたいのか』や、『バイリンガルにするにはどれほど親の働きかけが重要なのか』、『バイリンガルは本当に就職に有利なのか』をよく考えて、目的を明確にしてみてくださいね。
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以上、レッツあそまな!でした^^
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