今回は子供の習い事、英語教室の活用方法についてのお話しです。
子供の習い事ランキングで毎回上位にランキングしている『英語教室』ですが、通わせている方の悩みとして、「英語教室に通わせているが、成果が感じられない」ことが挙げられます。
我が家もPeppy Kids Clubに兄妹を通わせており、週に1回60分のレッスンを受けていますが、正直”ただ通う”だけでは身に付かないだろうなと感じています。
そのため我が家では、レッスンの内容を定着すべく家庭でもいくつかの遊びを通してインプットを強化していますので、その内容についてご紹介します。
家庭でフォローしていくことで、英語教室に通う効果をグンッと大きく伸ばすことができますよ^^
・英語教室に通うだけでは英語が身に付かない理由
・家庭でできる英語教室の活用方法
・子供が楽しく学べる英語教材を使った遊び
この家庭での取り組みを、子供たちは『お母さん英語教室』と呼んでいて、『お母さん英語教室』楽しい!もっとやりたい!と言ってくれているので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
英語教室にただ通うだけでは英語は身に付きません

英語教室に通うだけではなぜ英語は身に付かないのでしょうか?
それは圧倒的に英語に触れる時間が少ないから。
例えば、子ども英語教室だとだいたい週1回60分のレッスンが多いと思いますが、大抵が6~10人ほどのグループレッスンになります。
ということは、単純に計算すると生徒1人当たりの発言チャンスは5分~10分ということ。
講師が話す時間も半分ほどあると考えると、さらに生徒1人当たりに掛けられる時間は少ないといえますね。
つまり、1ヶ月に4回のレッスンがあるとすると、生徒1人当たりの発言チャンスは月20~40分程度、年間に換算してもたったの4~8時間ということに。
また、一般的に英語習得に必要な時間は2000時間ともいわれています。
どうでしょうか?この限られた時間で英語が身に付くと思えますか?
そう、英語教室に通うだけでは英語は身に付かないのです。
子供の英語学習、家庭でできること

我が子が通うPeppy Kids Clubでは、月4回のレッスンのうち、3回が日本人講師、1回がネイティブ講師というカリキュラムになっています。
(我が家では、英会話を習わせる目的として、「外国の人とも臆することなく接っすることができるようになること」を重視しているので(詳しくは『子供の習い事いくつする?2人兄弟の場合』)、外国人講師のレッスンがありかつ月謝も比較的お手頃という理由で上記の教室を選んでいます)
1年と少し通わせてみた経験として強く感じるのは、英語教室でのレッスンはインプットの場ではなくアウトプットの場ということ。言い換えると、学んだ内容を活かす(活用する)場、ということです。
つまり、英語教室に通うメリットを活かすためには、まずレッスン以外でインプットの時間をとることが大事ということになります。
こういうと、実際には何をすればいいの?親が大変じゃない?子供にワークなどさせるべき?でもワークは子供は嫌がるんじゃ?と心配になるかもしれませんが、やることは至ってシンプルなのでご安心を。
何か特別なことをするのではなく、基本的には英語教室で使っているテキストや教材を活用していけばOKです!
工夫次第で手軽に、楽しくインプットの時間を作ることができますよ^^
遊んで学ぶ・英語教材の活用方法
では実際に英語教室の教材をどうやって活用しているか、ご紹介していきます。
英語カードの活用方法(100均のカードでもOK!)
我が子が通うPeppy Kids Clubでは、独自のタッチペン式英語カードがあるのですが、それを使って『毎日1単語ずつ覚える(絵カードを見てそれを英語で言えればOK)』という宿題がでます。
次のレッスンまでに1週間あるので、レッスンごとに7単語ずつ覚えていく、ということですね。
単語を覚えるというと、中学英語を経験した大人からすると幼児には難しいんじゃないか?と思われるかもしれませんが、身近なものの名前たと結構簡単に覚えられるのが子供の凄いところです。
前置きが長くなりましたが、その英語カードの活用方法についてご紹介します!
カード遊び①
まず、このように覚えたい絵カードを並べます(100均の絵カードなどでもOK!)。
知らない単語があれば親が発音して教えてあげるか、音声タッチペン付きの図鑑などがあればそれを使って聞かせてあげます。
うちは下記2冊の音声タッチペン付きの図鑑を持っています。
単語カードをカテゴリ別に分けて遊べば、こういった音声タッチペン付きの本の該当ページを使うことで、正しい発音で教えてあげることができますよ!
『なまえずかん』は1歳頃から使っていて、言葉(日本語)を覚えるのにも役立ちました^^
だいたい覚えたかな?と思ったら、親が発音して問題を出し(もしくは音声タッチペンを使って)、その単語に合うカードを探させます。
全部のカードを読み終わったら、取れたカードの枚数を数え、取れなかったカードについては絵を見せながら発音、リピートするように促します。
そしてもう1回並べ直して繰り返しカード探しスタートです!
兄弟がいる場合には、カルタのように対戦式にすることでスピード勝負!とばかりに白熱した戦いになること間違いなしです^^
うちではこの方法で次の1週間後のレッスンまでに14個ほど(兄弟でレッスンクラスが違うので、7単語×2クラス分=14単語)の単語を覚えられています。
親が問題(単語)を出す場合には、たまーに面白い声色を使ってあげたりすると盛り上がりますよ^^
カード遊び②
ある程度覚えた単語が増えてきたら、今まで習った単語の復習遊びをしてみましょう!
今度はカードの絵が見えないように裏向けてカードを並べます。そしてじゃんけんをして先攻後攻を決め、勝った方から1枚カードをめくります。
この時、めくったカードの絵を見て該当する英語を答えることができれば、そのカードを自分のものにできます。間違えた場合はカードを裏返し、元の場所に戻します。
これを1回ずつ繰り返し、最後に取ったカードが多い方が勝ちとなります。
この遊びも、単語を習ってから1ヶ月後くらいにやってみると、ちょいちょい間違いが出たりして盛り上がります(笑)
習ったフレーズを使った遊び
(お風呂や食事の時間などちょっとした時間でOK!)
テキストのある英語教室では、だいたい1ヶ月に1つのテーマを繰り返し学習することが多いです。

例えば上の写真は幼児クラスのレッスンで使っているテキストですが、このユニットでは『Do you want~?』といった質問に『Yes,I do./No,I don’t.』と答えるといった内容になります。
さぁ、レッスンを受けて帰ってきた日のお風呂やご飯、寝る前の時間がチャンスです!!
このフレーズを使って子供と遊んで、定着を目指しましょう^^
具体的には、お風呂時間の場合なら、体を洗うときに
Do you want a bodysoap?
Do you want a towel(タオル)?
などなど。
子供が『Yes,I do!』と答えたら、すかさず手渡して『Here you are!』『Thank you!』のやりとりです^^
そしてたまーにそれはないだろう!というひっかけの質問を入れてみたり、、、、
たとえば、食事の時間、
Do you want a chicken ?
Do you want a broccoli ? (←好物)
に続けて
Do you want a green pepper ? (←ピーマンが大の苦手)
など。
子供が間違って勢いよく『Yes,I do!』と答えたらこっちのもの!
すかさず『You want a green pepper !? Realy !?』と驚いた声と表情で返してあげてください^^
『No!No,I don’t!』と笑いながら返してくれるのではないでしょうか。
うちでは大抵の場合、『今度は私が聞く番ね!お母さん答えてね!』となり、一生懸命『Do you want~?』の文を考えてくれます。
その時、たとえば単語がわからなくても大丈夫!単語だけ日本語のまま(親がわかれば教えてあげてもOK!)質問してもらいます。
たとえば
Do you want a おいしいおやつ?など(笑)
まずは声にだしてフレーズを使ってみることが大事なので、こんな感じてもOKとしています^^
わからない単語があった場合は、上記でご紹介した英語辞典などが手元にあれば調べてみるのもいいですね。
英語教材CDの活用方法
最後に英語教材CDの活用方法についてご紹介します。
まず、英語CDを活用するためにボイスレコーダーを用意し、CDをボイスレコーダーに取り込みます(→取り込み方法は『ICレコーダーにCDを取り込んで聴く方法【英語学習におすすめ!】』参照)。
ボイスレコーダーがなければスマホなどに入れるのも便利ですが、使いやすさから私はボイスレコーダーがおすすめです。
取り込んだCDが歌のCDなら、遊ぶときのBGMとしてかけても良いですね。
Peppy Kids Clubではテキストに沿った内容のフレーズや単語遊びの音楽、リピートして話す練習ができるようになったコンテンツの入ったCDがもらえるので、それをテキストを見ながら聴いてみたり、リピートしてフレーズ練習をしたりしています。

ボイスレコーダーを活用することで、スロー再生したり繰り返し再生したりも簡単にできますし、子供の発音を録音して聴かせてあげるのも本人たちには面白いみたいで、繰り返し発音練習してくれたりします^^
学習には、思い立った時にすぐ学習できる環境づくりも重要です。
CDをプレイヤーに入れて、、、、巻き戻そうと思うと毎回最初にもどってしまう、、、、ではやる気がそがれてしまいます。
その点でもさっと使えるボイスレコーダーやスマホに音源を入れておくことはおすすめです。

まとめ
英語教室に通うだけでは英語は話せるようにはなりません。
なぜなら学習時間が圧倒的に少ないからです。
では英語教室に通うことは無駄な投資なのでしょうか?
いいえそんなことはありません。英語教室に通うことはアウトプットの時間として必要です。
要はレッスン以外でインプットの時間を作って知識を定着させ、レッスンでアウトプットするということが大事ということ。
気になる方はぜひ試してみてくださいね。
以上、レッツあそまな!でした^^
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