習い事ってさせるべき?何かしらさせた方がいいのかな?
この記事では、『習い事はさせるべき?』という疑問に我が家の経験談からお答えします。
結論からいうと、子供自身がやりたがらないのであれば焦って習い事をさせる必要はありません。
習い事にこだわらず、子供が好きなことに没頭できる「自由時間」を意識して確保しましょう!
この「好きなことに没頭する時間」こそが、子供の将来にとって後々大きな財産となります。

子供が小学校に入学するころになると、1つ2つ(多い子では3つや4つも!)習い事をしている子供が多く、自分の子供にも習い事をさせた方がよいのでは?と考える機会が増えます。
- 我が子の得意を伸ばしてあげたい
- 苦手意識を持たないように習わせたい
といった親心から、「習い事」を「させてあげなくては」という焦りにも似た気持ちになることも。
でもその習い事、本当に必要ですか?
周りに流されて決めた習い事ではありませんか?
子供自身が楽しめていないようなら、一度立ち止まってこの記事を参考にもう一度よく考えてみてくださいね。
・小学生は自由な時間が少ない
・小学生こそ「好きなこと」に没頭する時間の確保が大事
(この時間の確保こそが習い事させない最大のメリット)
・どれか一つ選ぶなら運動系の習い事がおすすめ
・嫌がるなら習い事は無理にさせなくてOK
習い事をさせないと!という親の焦り

我が家は2歳差の兄妹がいるのですが、年中年長になるころには筆者の周りでも習い事の話をよく聞くようになりました。
「才能を開花させるためには幼児期から始めるのが大事!」などのあおり文句に敏感になった経験はありませんか?
誰だって親は子供の可能性を狭めることはしたくないものです。
「こどもに何か習い事をさせないと!」
「習い事を始めるなら早いうちからさせないと!」
こんな脅迫観念にも似た焦りを感じた経験がある親御さんは沢山いるはずで、私もそのうちの1人です。
とくに英語耳は6歳頃まで~や、運動神経を養うには幼児期から始めるのが大切~などはよく耳にするのではないでしょうか。
実際のところはどうなの?
習い事ってさせるべきなの?
幼児期から英語教室とサッカー教室に通わせた経験から、「子供がやりたがらないなら無理に習い事をさせる必要はない」という結論に至った理由をお話します。
小学生には習い事させない選択も必要(メリットあり)

小学生になると習い事を始めたり、数を増やしたりといったご家庭が多いのではないでしょうか。
しかし、小学生には自由時間を意識的に作ってあげることも大事!
なぜなら、小学生は大人が思っているよりもずっと忙しいからなんです。
実は忙しい小学生の平日タイムスケジュール
我が家の場合の小学生息子のタイムスケジュールはこのようになります。
15:30 帰宅
↓ おやつ休憩
16:00
↓ 宿題(ぐだぐだしながら)
↓ 自由時間(1時間ほど)
18:00
↓ 夕飯
19:00
↓ お風呂・寝る準備
↓ 自由時間(30分~1時間ほど)
20:30 就寝
16:30 帰宅
↓ おやつ休憩
17:00
↓ 宿題(ぐだぐだしながら)
18:00
↓ 夕飯
19:00
↓ お風呂・寝る準備
↓ 自由時間(30分~1時間ほど)
20:30 就寝
ちなみに息子は現在小学3年生で、6限授業は週2~3回(1年生の頃は週1回)あります。
学年が上がるにつれ、6限授業の日が増えていきます。
どうですか?自由時間、多いと思いますか?
しかもこれ、習い事がない日のパターンで、です!
習い事がある日は、習い事自体が1時間、送迎で30分かかるため、トータルで1時間半余分にかかる計算に。
ということは、習い事のある日は実質自由時間ゼロ!
思った以上に小学生は忙しい!ということがお分かりいただけると思います。
才能を伸ばすには好きなことに没頭する時間が必要
遊びでもなんでも、
「 才能を伸ばすには好きなことをとことんさせてあげることが大事 」
とよく言われます。
しかし、上記のような忙しいタイムスケジュールで、好きなことに没頭する時間は取れるでしょうか?
例えばこの自由時間に、「+家庭学習30分」「+テレビ30分」「+ゲーム30分」のどれかが入るだけで、他のことに使える時間はほとんどなくなってしまいます。
絵を描いたり工作、ブロック(主にLaQやレゴ)、折り紙、ボードゲームが大好きな我が家の子供たち。
習い事を辞めたおかげで、こういった好きなことに没頭する時間を確保できるようになりました。
そしてただの遊びに見えるこれらの時間も、「好きなことに没頭する時間」だからこそ、「習い事」に匹敵するくらいの知育効果があるんです。
そうやって異なる視点で見てみると、公園等でお友達と遊ぶ時間さえも子供が将来社会で上手くやっていくためのコミュニケーションを育む場ととらえることができます^^
習い事を増やす代わりに、「子供の好きなことに没頭できる時間を確保してあげる」
こう考えてみると、習い事をしない選択も意味があることに思えてきませんか?
子供の才能を伸ばすことは習い事でなくてもできる!

お子さんに習い事をさせる目的として、「才能を伸ばしてあげたい」だったり、「人並みにできるようになってほしい」という想いがあると思います。
では、その目的は「習い事」をしないと達成できないものなのでしょうか?
子供自身に明確に習い事をしたい理由や目標がある場合は、習い事をさせてあげればいいと思います。
しかし、本人はそこまでしたいわけではないけれど、親の希望として習い事をしてほしい、という場合には、もう一度下記内容を考えてみてください。
・習い事に通わないと達成できないものなのかどうか
・子供の自由時間をけずってまでやる必要があるのかどうか
例として「公文」についてみてみましょう。
私の周りには計算が早くなると将来有利だから、とか、先取り学習をさせたいから、といった理由で公文を習わせているご家庭が結構あります。
もちろんお子さん自身にやる気があり、楽しく通っているのなら何も問題はありません。
しかし、多くのご家庭で、その大量の宿題のために毎日怒ってばかりと耳にします。
そういった場合はぜひ習い事を始めた原点に戻って考えてみてください。
その目標は本当に公文に通わなければ達成できませんか?
例えば、通信教材で子供に合うものがあれば、それだけで公文に通う時間の代わりに自由時間を作ってあげることができますよね。
今の時代は便利なもので、算数に特化した無学年制のタブレット教材もあったりします(無学年制タブレット教材RISU算数)。
上記は公文にはない図形や文章題もあり、受講生の先取り率も高いようです。
周りから習い事の話を聞くと焦る気持ちにもなりますが、冷静に考えてみると意外と習い事に通わなくても達成できる目標はあるものなんです。
例えば、バイリンガルとまでは行かなくても、「英語に慣れてほしい」といった目的での英語の習い事なら、おうち英語で楽しくできる場合もあります。
絵の才能を伸ばしてあげたい!という場合にも、いろんな色彩遊びを紹介したサイトもありますから、その中からできそうなものをお子さんにやって見せてあげるのもいいと思います。
このように、習い事に通わなくても家庭でできることはないか?と考えてみることも大事です。
なんでも遊びに変えてしまえる才能は、幼児期~小学生がピークです。
この時期に自由に遊べる時間が少なすぎると、その子の創造性や自主性を育くむ機会を逃してしまいかねません。
遊ぶ時間がなくなるから、習い事やめたい!
お子さんがこんなことを言うような場合には、ぜひ習い事を減らして自由時間を増やすことを検討してあげてください。
もし本人が何か習いたいなら運動系の習い事がおすすめ

もしお子さんが習い事に憧れがあって、何かやってみたい!というのであれば、運動系の習い事がおすすめです。
というのも、『ゴールデンエイジ』という言葉をご存じですか?
・人間の一生のうちでもっとも運動神経が発達する時期
・およそ9〜12才頃(小学3年〜小学6年生頃)
一生に一度だけ訪れる「運動神経が伸びる黄金期」であるゴールデンエイジは、子どもの成長においてとても貴重な期間といえます。
また、3〜8才頃は「プレゴールデンエイジ」と呼ばれ、この時期も子どもにとってとても大事であるといわれています。
習い事でなくても家でもできる運動ですが、子供が楽しく続ける工夫として、お友達と一緒にできるスポーツの習い事をするのもおすすめです。
もちろん、お子さんが嫌がる場合には無理にさせる必要はありません。
Youtubeなどでも、ゴールデンエイジに適切な運動あそびを紹介している動画はあるので、そちらを参考にお子さんと遊んでみてください。
鬼ごっこなどの、全身を使う遊びもいいようです^^
【習い事させない子育て】で子供の好きを伸ばそう!
【習い事をさせない子育て】のメリットを少しでも感じていただけたでしょうか?
今回お伝えしたいポイントをもう一度まとめると、
・習い事に通わないと達成できない目標なのかどうか
・子供の自由時間をけずってまでやる必要があるかどうか
をよく考えてみよう!ということ。
習い事を整理して子供の自由時間を増やすことで、遊びの中で育まれる才能もたくさんあります。
【習い事をさせない子育て】≠【子供の才能を伸ばせない】ではありません。
この記事で、習い事をしないという選択が、「子供が好きなことに没頭できる時間の確保」につながりること、また、「習い事でなくても子供の才能は伸ばせる」ことが伝われば幸いです。
また、今は送迎時間がいらないオンラインの習い事や楽しく学べるアプリも沢山ありますので、そちらを検討してみるのもいいかもしれません。
子供の考える力を伸ばしたい、STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学)に興味がある、といった方は〝子供が遊びながら学ぶようになる”『ワンダーボックス』もおすすめですよ^^
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習い事の辞め時と経験談についてはこちら▼

以上、レッツあそまな!でした^^
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